【ネットショップ業界の闇と光 2】売れないネットショップの課題と対策

【ネットショップ業界の闇と光 2】売れないネットショップの課題と対策

みなさん こんにちは

中山です。

 

さて、前回は競争が激化しているネットショップが激増している現状をお話しました。

 

以前私は、ネットショップ出店者に対してあるヒアリングを行いました。

その結果、驚くべき事実とネットショップ業界の新しい課題が見えてきました。

 

そこで今回は、最近ネットショップを新規出店した方たちを対象に、『270万店舗もあるネットショップ市場の中になぜ今、出店したのか?』という出店理由をお聞きして、そこからひも解いた事実についてお話をしたいと思います。

 

このページを最後まで読み進めて頂くことで、ネットショップ業界の発展とその裏にある新たな課題がはっきりと見えてきます。

 

これからネットショップを始めようとお考えの方、今すでにネットショップをやっているけどうまくいかない、とお悩みの方は、最後まで読んでいただくことで、今後のネットショップ業界の大きな動向が理解できるだけでなく、あなたがやるべきこと、やってはいけないことも同時に明確に見えてくるかと思います。

 

ぜひ最後まで読んで頂けましたら幸いです。

 

なぜ今、ネットショップに出店したのか?

すでにネットショップに出店した方たちに対して出店した理由についてヒアリングを行ったところ、最も多かった答えは

『すぐに売上が上がると思った』

という、なんともわかりやすくて明快な回答でした(笑)。

すぐに売上が上がると思ったネットショップ経営者

すぐに売上が上がると思ったネットショップ経営者 談『イケるっしょ!?』

 

そして、彼らがそう答えた理由は主に2つです。

 

1.大手ECポータルが抱える圧倒的な会員数

ネットショップの新規参入者にとって、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングといった、大手ECポータルに出店する最大の魅力は、なんといっても彼らが抱える会員数でしょう

楽天市場、Amazonの会員数は約4000万人!Yahoo!ショッピングでも2800万人!

ちょっとした国の総人口レベルの会員数=顧客数を抱えており、『この母数が自分のネットショップの顧客になる可能性がある』と考えると、これからゼロから集客を行う新規出店者にとって大変魅力的な数字であることもうなずけます。

 

つまり、新規出店者にとって大手ECポータルの会員数は集客力であり、そこに出店すれば『簡単に集客できる』と理解していたわけです。

 

そのため、売上が上がりやすい、すぐに売上が上がる、という誤った理解と短絡的な思考で出店をしている方が多いことがわかりました。

これは特に、法人での出店者の方に多い傾向のように思います(あくまで個人的な主観です)。

 

2.インスタントECですぐに出店できる

また、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングといった大手ECポータルに出店する人がいる一方で、BASEやSTORESと言ったインスタントECに出店した出店者も数多くいます。

BASE
https://thebase.in/

STORES
https://stores.jp/

 

新規出店者に出店した理由について聞いてみたところ、その理由はやはり『出店が簡単だったから』と、これまたわかりやすい回答でした(笑)。

すぐに売上が上がると思ったネットショップ経営者

すぐに出店で来たネットショップ経営者 談『やっぱイケるっしょ!?』

 

確かに、大手ECポータルの開店申請は、手続きや手間が多く開店までに非常に時間がかかったり、コストがかかる場合がありますが、インスタントECはメールアドレスとパスワードを使ってアカウントさえ作ってしまえば、その後にすぐネットショップを開店させることができます。

 

ネットショップビジネスにおいては今や参入障壁は、ほぼゼロとなりました。

圧倒的に出店、開店までの時間とコストを減らすことができる、つまりは『簡単に出店できる』という理由で、ネットショップを出店する人が多いのです。

 

ここまでをまとめると、新規出店者がこのタイミングでネットショップに出店した理由は、

新規出店者の主な出店理由
  • 簡単に集客できる
  • 簡単に出店できる

という理由であり、これは大手ECポータルやインスタントECといったサービス事業者が提供するベネフィットと合致していることがわかります。

 

しかし、その大手ECポータルやインスタントECの企業努力によりもたらされた『手軽さ』という最大のベネフィットによって、今のネットショップ業界の過当競争が生じているという、何とも皮肉なことが起きているのがわかります。

 

お手軽になったネットショップ業界の現状を分析する

このような経緯でここ数年の間にネットショップは二次曲線的に増加したことにより、競争が激化しました。

大きな資本力を持つショップはその強みを生かして集客と売上を伸ばす一方で、私たちのような資本力に乏しいショップとの差も二次曲線的に拡大しつつあります。

 

もちろん、中にはご自分で一生懸命努力されて売上を上げていらっしゃるショップがあることもわかっていますが、大手ECポータル、インスタントECなど出店する場所に限らず『ネットショップの二極化』が間違いなく進行しています。

 

もちろん、その中でもネットショップが生き残る方法はあります。

 

広告やSEO、SNSなど費用や時間をかけて集客をするのも、ネットショップが生き残る方法の1つです。

しかしながら、資本力や商品数が多い大手は必ずそれ以上の広告予算を投じて、あなたの抵抗を許さないでしょう。

 

さらに、あなたがそれ以上の広告予算を投じても大手はやはりそれを許しません。

まさに、血で血を洗うレッドオーシャンです!

 

資本力が乏しい私たちは、いずれ出血多量でネットショップ事業から撤退せざるを得なくなるでしょう。

もはや、無理ゲーです。

 

SEOやSNSで集客するにも時間がかかります。

また、正しい方法で継続させなければ、それまでの苦労や努力は何も報われません。

 

現在ネットショップを運営している方は、それくらい瀬戸際に立たされているということをまずは自覚してください。

 

ネットショップ業界の新たな課題と解決策

さて、このようにネットショップ業界での競争が激化することで、実際にネットショップを運営している人たちにとってどんな弊害が出てくるのか?を考えてみたいと思います。

 

『集客できない、売上が上がらない』というのは、あくまで現時点で表面化している問題です。

今のネットショップの現状を鑑みると、今後はさらに新たな課題が表面化してくると思います。

 

いや、すでに起こりつつあります。(詳しくは後ほどお話します。)

 

また『集客できない、売上が上がらない=売れない』という問題が常態化してくると、こんな疑問が生じます。

 

売れないネットショップが抱える疑問

大手ECポータルに出店しても集客力の恩恵がない?

手軽に出店できてもビジネスとして成立しない?

 

つまり、先ほどネットショップに新規参入してきた方たちの出店理由をお話しましたが、彼らが大手ECポータルやインスタントECに望んでいたベネフィット(価値)は、すでに今のネットショップ業界ではベネフィットとして機能していない、ということになります。

 

今現在、ネットショップがビジネスとして成立されている方は問題ありませんが、集客できない、売上が上がらないネットショップがビジネスを継続させるには根本的な課題の解決が必要です。

そのため、この崖っぷちの瀬戸際に立たされているネットショップが生き残るための選択はこれしかありません。

 

売れないネットショップが生き残る唯一の方法

大手ECポータルやインスタントECの依存から脱却して、自ら集客やマーケティングを学び、実践して、自立したビジネスを構築する。

 

今、ネットショップが自立できなければ業界や大手に食い物にされてしまうのを、それこそ指をくわえて待つほかありません。

 

ネットショップ業界の闇に見えた光と希望

ここまで、ネットショップ業界の深い闇のお話ばかりをしてしまいましたが、これからはこの根深い闇に指す一筋の光明についてお話していきたいと思います。

 

1.自立に向けて動き出したネットショップの巨人たち

さて、みなさんはこんなニュースをご存じですか?

これまで大手ECポータルの恩恵を受けていた『巨人』と呼ばれる大手企業たちですら、自立に向けて動き出しています。

まさに、進撃の巨人です(笑)!

 

いろんな事情があっての撤退かと思いますが、いずれも自社ECの強化という方向で進んでいくことは間違いありません。

膠着していたこれまでのネットショップ業界が、巨人たちを先頭に今まさに動き出そうとしています。

 

2.ネットショップの新たな潮流 D2Cモデル

D2Cとは?につきましては、こちらをご覧ください。

個人ネットショップにおすすめのD2Cとは?どんな人におすすめのビジネスか解説

個人ネットショップにおすすめのD2Cとは?わかりやすく解説します

2021年7月12日

https://nakayamakazuhiko.net/d2c-%e5%80%8b%e4%ba%ba-%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%97/

 

要約すると、ネットショップ自らが顧客とのコミュニケーションを大切にしながら、直接マーケティング活動や販売を推進するというビジネスモデルです。

つまりは、『自立が前提』のネットショップの新しいビジネスモデルです。

 

大手ECポータルの顔色を伺ってビジネスをやる必要もなく、お客様が望む商品やサービスを直接お聞きしながら一緒にビジネスを作っていく。

そんなビジネスモデルであるD2Cというビジネスモデルは、私たち中小零細ネットショップのロールモデルとなることは間違いありません。

 

売れないネットショップの課題と対策のまとめ

 

このように、闇深いネットショップ業界の中で、『ネットショップの自立』というひとすじの希望の光が差そうとしています。

私たち中小零細のネットショップが今後の二次曲線的な二極化を回避するには、集客やマーケティングを自ら学び、実践して自立して生き残るほか、残された道はありません。

 

『だから、集客やマーケティングを学びましょう!』と言いたいところですが、残念ながらそれすらも容易ではありません。

 

希望を持たせた後にこんな話をするのも心苦しいのですが、私たちが自立に向けて集客やマーケティングを学ぶには、まだまだ高い壁があります。

全く希望がない訳ではありませんが、それは本当に細い細い糸のような光、希望です。

 

次回は、崖っぷちの瀬戸際に立たされた私たちに残された、ほんのわずかな希望についてお話させていただきます。

それでは今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

この続きはこちらから

【ネットショップ業界の闇と光 3】売れないネットショップの自立法

ネットショップの自立を妨げる業界の闇から抜け出すたった1つの方法

【ネットショップ業界の闇と光 3】売れないネットショップの自立法

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【ネットショップ業界の闇と光 2】売れないネットショップの課題と対策

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